2017年12月15日(金)、16日(土)の二日間、マレーシア・クアラルンプールでJapan Music Concertが行われました。このイベントは、日本とマレーシアの国交樹立60周年を記念し、音楽の交流を通した両国の友好関係の強化を図るために在マレーシア日本国大使館が主催したものです。クレアシンガポール事務所では、大使館からの依頼により会場内で日本の地方観光PRブースに出展しましたので、その概要を以下報告します。
1.会場の様子
1日目は、主に日本の伝統楽器を使った演奏や歌、日本人とマレーシア人による琴と三味線の共演でした。2日目は、YAMAHA音楽教室に通うマレーシアの子供たちによるキーボードと歌のかわいらしい演奏や両国の伝統楽器を使用した日本グループとマレーシアグループによる共演でした。
このイベントのテーマ「音楽を通した交流」のとおり、両国のミュージシャンによる共演や両国の伝統楽器を使った演奏、両国で大切にされている歌の演奏などがプログラムにうまく盛り込まれており、会場が一体となって大いに盛り上がりました。また、公演後、「心が震えた」という興奮状態の来場者も見受けられるなど、音楽を通して改めて互いを知る良いきっかけとなりました。
2.観光パンフレットの配布
会場の受付付近で観光PR動画を流しながら、自治体の観光パンフレットを配布しました。日本全体の地図や観光情報を求める方が多く、自治体個別よりも広域パンフレットの方が人気でした。また、日本食品やレストラン情報のパンフレットを求める声が複数聞かれ、食への関心の高さが伺われました。さらに、ハラル対応やムスリム・フレンドリーの有無といったレストラン情報へのニーズが高く、それらの効果的なPRは極めて有効であると感じました。
当事務所では、引き続き、両国がますます友好関係を深められるよう、在マレーシア日本国大使館と連携するとともに、現地の最新情報を発信してまいります。