JAPAN RAIL CAFÉで群馬県の魅力をシンガポール人にPR

シンガポール人の訪日旅行は引き続き人気であり、そのリピーター比率は7割を超えています。東京、大阪といったゴールデンルートだけでなく、日本食や自然・景勝地などを求め、地方にも足を伸ばす観光客が増えており、多くの自治体がそのようなシンガポール人に向けてPRを行っています。

今回、1月7日(土)~27日(金)の日程で群馬県、長野県、新潟県が連携して「JAPAN RAIL CAFE」において上信越フェアを実施し、期間中3県の食材を使ったカフェメニューの提供や物産の販売、観光案内、イベント等を行いました。「JAPAN RAIL CAFE」は昨年12月にシンガポールにオープンし、日本各地域の情報発信や、訪日旅行が好きな方々同士の情報交換等を促進することを目的に、JR東日本が運営しています。

今回はそのフェアの一環として、群馬県がPRイベント「GUNMA TIME」を行い、シンガポール人の参加者に群馬の魅力を伝えました。

シンガポール事務所では以下の内容について活動支援を行いましたので報告します。

今回のPRテーマは「アウトドア・温泉・自然」。都市国家のシンガポールでは味わえない、大自然の恵みを感じられるよう、スカイプで群馬県みなかみ町と中継をつなぎ、バンジージャンプのライブ中継などを行いました。

参加者の日本への関心はとても高く、また、群馬県に実際に行ったことのある方もおり、花の見られる場所やフルーツ狩りのできる場所や行き方など具体的な質問が多く出ました。

また、単に旅行をするだけでなく、その様子をブログなどで発信をしている参加者も見られました。アセアンの中でもシンガポール人はSNSの利用率が高く、また個人旅行をする人も多いと言われています。今回のように個人にPRをしていくことで、SNS等を通じたPRの広がりが見込めるのではないかと思います。

「JAPAN RAIL CAFE」ではJRパスなどのチケットが購入できるブースも併設されています。今回のように、長野県や新潟県といった近隣県と連携して、JRパスを使った広域での旅行についてもPRすることで、より魅力的な地域を伝えることができました。

(参考リンク)

JAPAN RAIL CAFÉ  http://www.japanrailcafe.com.sg/

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