シンガポール国立大学で地方の魅力とJETプログラムをPR

2019年1月26日(土)、シンガポール国立大学キャンパスにて、日本研究会(JSS:Japanese Studies Society)(※)が主催する「Japanese Cultural Festival 2019」が開催されました。クレアシンガポール事務所も昨年に引き続きブース出展し、自治体の観光PRやJETAA(元JET参加者の会)と連携してJETプログラムの紹介などを行いました。
※日本研究会(JSS:Japanese Studies Society)
シンガポール国立大学の学生団体。自治体からの活動支援依頼を受けて、日本からシンガポールを訪れる中高生等の訪問受入れを当事務所から依頼することも多い。

観光PRは秋田県、山口県萩市及び栃木県小山市から当事務所に派遣されている所長補佐が実施しました。所長補佐は所管各国で開催される旅行博においてJNTOブースで日本全国を対象に観光PRを行うことはあっても、自身の派遣元自治体に特化して観光PRを行うことはほとんどないことから、3名にとっては新たな気付きを得る非常に良い機会となりました。
また、当イベントは学生主催の文化祭という情報収集よりも楽しむことが目的のイベントであり、日本研究会からも来場者参加型の内容にしてほしいとの依頼もあったため、当事務所のブースでは輪投げも実施しました。日本地図(データはJNTOシンガポール事務所提供)にポールを設置することにより当該3自治体の位置を知ってもらうとともに、一定以上の得点を獲得した参加者に各自治体のノベルティとパンフレットをセットにした景品を贈呈し、効果的な観光PRにつなげました。

JETプログラムの紹介では、元JET参加者がブースに立って質問に答え、自らの経験を語ってくれました。大学というロケーションと、日本に関心のある学生が来場するイベントであることから、JETプログラムへの参加を現実的に考えている学生が多く立ち寄り、一人当たりのブース滞在時間も長く、元JET参加者は大活躍でした。JETプログラムを知らない層にアプローチする意味でも効果的でしたが、参加を真剣に考える学生の質問に答え、相談に乗る場として、大変意味のあるものとなりました。

自治体の観光PRもJETプログラムの紹介も、当事務所の普段の活動では会わない層にアプローチできる良い機会となりました。また、日本研究会との関係も深まり、今後も活動支援などでの連携が期待できます。今回のブース出展で得た経験を今後の業務に活かし、ますます充実した自治体支援を行っていきます。

 

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