岡山県の白桃・マスカットをPR!

岡山県の白桃・マスカットをPR

果物王国岡山の白桃・マスカットをPRするためシンガポールにある伊勢丹スコッツ店で7月20日(金)から8月2日(木)まで、試食販売フェアが行われました。

7月21日(土)、22日(日)には、岡山県職員と県のマスコットの「ももっち」が来星し、試食販売を行いました。クレアシンガポール事務所も試食販売の活動支援を行いましたので、報告します。

岡山県は白桃の中でも最高級と言われている清水白桃の生産量が全国第1位で、マスカット・オブ・アレキサンドリア、シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツ、ピオーネなど数多くの種類のぶどうでも全国有数の生産量を誇っています。

岡山県のマスコットの「ももっち」

そのうち、今回は白桃とシャインマスカットの試食販売を行いました。

シンガポールではシャインマスカットについては他県産や日本以外の国の物も輸入されており、ある程度の認知度はありますが、岡山県産を試食してもらうと、その粒の大きさ、甘さ、みずみずしさに大変驚かれていました。

白桃については、認知度も低いため、他の桃とどう違うのかということを聞かれる方が多く、試食では、甘さもそうですが食感の柔らかさが信じられないといった表情をされていたことが印象的でした。また、果実に袋をかけて太陽光を遮断して栽培しているため、他の桃とは異なり白く、このことがこの柔らかさを生み出していることを伝えると、非常に労力がかかっていることに驚かれていました。

ただ白桃は試食中に変色してしまうため、あまり空気に触れさせないようにすること、一度に大量に試食用の白桃を準備するのではなく、変色する前に試食してもらえる量の準備をこまめに行うなどの工夫をする必要がありそうです。

さらに多くの人に試食してもらい、白桃、シャインマスカットのアピールするため、岡山県のマスコットであるももっちも登場しましたが、やはり買い物客の足を止めるのに役立っていました。

ももっちの前には、写真撮影を行う人、握手を求める人などが集まり、うちわやキャンディーを配り始めると、その集まりはさらに大きくなっていきました。

子供だけではなく、大人も可愛いマスコットから手渡しされるノベルティを笑顔で受け取り、試食もしてもらえ、やはり大きな効果があったと思われます。

試食などを行う間に、岡山から来たことを伝えると驚かれるとともに、より真剣に説明を聞いてくれるため、現地から足を運んで試食などのPRを行うことは、認知度アップには欠かせないものだと感じました。短期間の試食販売ですぐに大きな効果を得ることは難しいかもしれませんが、現地に来て、話して、接すること、それらを継続することが、地道ではありますが、認知され、受け入れられる効果的な方法だと思われます。

白桃の旬は7月下旬から8月と短いため、これらの経験をいかし、集中的なアピールを行い今後更なるPRにつなげられることが期待されます。

クレアシンガポール事務所では販売促進時の活動支援など行うことが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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