大分市がシンガポールでラグビーワールドカップ2019 の開催都市 PR!

大分市ラグビーワールドカップ・東京オリンピック・パラリンピック推進局が、6月28日(木)~7月1日(日)の日程でシンガポールを訪問し、ラグビーワールドカップ2019の開催都市PRを行いました。
大分市では、大分県や別府市、地元企業などと連携し、海外からの誘客と受け入れ環境の整備に取り組んでいます。
クレアシンガポール事務所では、シンガポールの概要等についてブリーフィングを行ったほか、訪問先のアポイントメント取得や同行、ナショナル・スタジアムでのブース出展支援などを行いました。
以下、活動内容等について報告します。

1 ラグビーワールドカップ2019と大分市

2019年9月に開幕するラグビーワールドカップは、全国12か所の会場で開催され、九州では福岡・熊本・大分が会場になっており、大分市では、準々決勝を含む合計5試合が開催されます。大分開催に関する大分県民の認知度は、2017年3月時点で65.4%と12会場の中で最も高く、同年11月の調査では87.4%を記録するなど着実に浸透しています。
また、2018年4月20日には、大分市がフィジー代表及びウルグアイ代表、隣の別府市がニュージーランド代表、オーストラリア代表、ウェールズ代表の公認チームキャンプ地(※)に内定し、同大会に対する大分県民の期待はますます高まってきています。
一方で、日本政府観光局(JNTO)ロンドン事務所の調査によると、海外におけるラグビーワールドカップの開催都市の認知度は、東京が55.8%であるのに対し、大分はわずか2.6%と全12会場の中で最も低い結果となりました。海外のラグビーファンを呼び込むためにも、現地に足を運び直接的な誘客活動を行う必要があるということで、今回の訪問が実現しました。

※公認チームキャンプ地…大会期間中にチームが滞在するキャンプ地。大会期間中以外にチームが滞在する場所は事前チームキャンプ地と言います。

2 スーパーラグビー サンウルブズ戦での開催都市PR

6月30日(土)、ナショナル・スタジアムで行われたスーパーラグビーのサンウルブズ(日本)対ブルズ(南アフリカ)戦において、大分市はブースを設置し、同市の食や観光の魅力などをPRしました。
試合には、約4,900人の観客が訪れ、日本人だけでなくシンガポール人やオーストラリア人、欧米の方々もサンウルブズに熱い声援を送ってくれていました。
シンガポールでのラグビー人気はヨーロッパやオセアニアの国々に比べると決して高くはありませんが、シンガポールにはそういった国々から来ている駐在員も多く住んでおり、母国からよりも日本に近いシンガポールからラグビーワールドカップを観戦に訪れてもらうといったことも誘客方法のひとつと言えます。
ラグビーワールドカップの開催期間は約7週間と長く、試合間隔も1週間程度あることから、観戦客の滞在日数も長くなる傾向があり、観光や物産とあわせたプロモーションが効果的です。

3 クレアシンガポール事務所の活動支援

当事務所では、ラグビーワールドカップはもちろん、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、今後とも自治体の海外におけるPR活動をサポートしてまいりますので、当地での活動をご検討される際は、お気軽にご相談ください。

印刷用のPDFファイルはこちら