山口市「東南アジア青少年訪問団」が来星!

7月24日(月)から27日(木)の日程で、山口市内の中学生・高校生8名が「東南アジア青少年訪問団」として、現地の人々と交流を深め国際感覚を養うため、シンガポールとマレーシアを訪問されました。

クレアシンガポール事務所では、24日(月)と27日(木)のシンガポール国内の訪問先への同行支援を行いました。

【シンガポールの学生と交流】

24日には、シンガポールの教育機関であるニーアンポリテクニックを訪問し、日本語を学んでいる学生14名と交流を行いました。はじめに、ニーアンポリテクニックの学生から日本語でシンガポールの紹介があったのち、訪問団の生徒から英語で山口市の観光や文化、食について紹介を行いました。その後、浴衣の着付けやけん玉など日本文化を体験してもらうことで交流を深めていました。

また、その日の夕方には、日本とシンガポールの文化交流の促進を目的に設立された星日文化協会において、日本語を学ぶ学生8名と山口市の観光等について意見交換を行いました。

さらに、27日には、シンガポール国立大学の学生がシンガポールの観光スポットやおすすめの場所を案内するプログラムに参加し、3つのグループに分かれてチャイナタウンやガーデンズバイザベイなどシンガポールの街中を散策しました。

いずれの交流でも、最初は緊張して話ができなかった生徒たちが、時間が経つごとに打ち解けていき、最後には一緒に写真撮影をしたり、連絡先を交換したりと積極的に交流していました。

【現地企業の駐在員からのアドバイス】

医療機器メーカーのテルモ株式会社のアジア拠点であるテルモアジアホールディングスを訪問し、社長をはじめ、シンガポールで勤務されている駐在員の方から海外生活での良い点、困った点など体験談を交えてお話いただきました。生徒たちからは、「駐在している国の生活や文化に慣れるまでどのくらいの期間がかかるのか。」「なぜアジア地域の拠点にシンガポールを選んだのか。」といった質問があり、駐在員の方から丁寧にお答えいただきました。

このたびのシンガポール訪問で、現地の人々との交流や駐在員の方からの体験談を聞くことによって、少しでも海外を身近に感じてもらうことができたのではないかと感じています。これらの経験を一つのきっかけとして海外にさらに興味を持ち、将来、世界で活躍する人材に育つことが期待されます。

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