2025 年 10 月 8 日（水）、フィリピン・ロスバニョス市のフィリピン大学ロスバニョス校で、「フィリピン大学セミナー」を開催しました。
本セミナーは、フィリピンの将来を担う若い世代や行政関係者の日本への興味関心を高めるとともに、所員の英語力や資質の向上、日本の自治体の取り組みについての理解を深めることを目的に 2017 年度から始まり、今回で通算７回目の開催となります。
昨年度までは、クレアシンガポール事務所員が、フィリピン大学の学生や教員に対して、日本の自治体の先進事例を英語で発表する方式で開催していましたが、今回は、事務所員５名とフィリピンの行政関係者２名の合計 7 名の発表者によるパネルディスカッション方式で開催しました。
対面及びオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で開催されたセミナーは、ロスバニョス校のみならず、他のキャンパスの学生や行政関係者にも広く視聴されました。
「サスティナビリティ」をテーマに、７名の発表者が各自治体の取り組みや課題を発表した後、発表者同士で意見交換を行いました。意見交換の後には質疑応答の時間が設けられ、オンラインの聴講者から専門的かつ具体的な質問が多く寄せられるなど、日本の自治体施策に対する関心の高さが見受けられ、相互理解を深める大変貴重な機会となりました。