2021年9月20日(月)に、栃木県小山市の主催により、市内の小学生とその保護者を対象に開催した「親子で学ぼう!! シンガポールオンラインツアー」が開催され、クレアシンガポール事務所員1名が、活動支援として現地協力者1名とともに現地からの中継を行いました。当初は小山市内の会場に集まりシンガポールと中継をつなぐ想定でしたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下であったため、当日は15組36名の親子がそれぞれの自宅からオンラインで参加する形式となりました。
市職員による地理や住んでいる人々、食べ物等に関するプレゼンの後、シンガポール事務所員及び現地協力者が、マーライオン公園やチャイ ナタウン、ガーデンズバイザベイをめぐるツアーを行い、それぞれの名所の様子のほか風水や食生活といった文化などについて紹介しました。
コロナ対策による行動制限のため、にぎやかなシンガポールの様子を中継することはかないませんでしたが、最新の現地の状況や、どのような対策が行われているのかなど最新の状況をお届けすることができました。参加した親子からは、「マーライオンが出す水は海水なのか」といったツアーでめぐった場所に関連する質問以外にも「シンガポールの人はペットを飼うのか」や「シンガポールは外食文化と聞いたが、コロナ禍において普段の食事はどうしているのか」といった、現地での生活の様子に関する質問も積極的に寄せられ、シンガポールへの感心の高さが伺えました。
移動が制限されるコロナ禍が続く状況において、中継という形で現地の状況を届けることにより国際理解に寄与することのできる事業であったと考えます。クレアシンガポール事務所としては、コロナ禍、またアフターコロナにおいても 自治体の海外活動や交流事業が実りあるものとなるよう、支援を行ってまいります。