2026年9月24日(木)、フィリピン・ロスバニョス市のフィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)で、「フィリピン大学セミナー」を開催しました。
本セミナーは、フィリピンの将来を担う若い世代や行政関係者の日本への興味関心を高めるとともに、所員の英語力や資質の向上、日本の自治体の取組みについての理解を深めることを目的に2017年度から実施しているものです。
今回は「Inclusive Local Governance」(包摂的な地方行政)を全体テーマに、「Empowering Women」(女性のエンパワーメント)及び「Strengthening Community Collaboration」(地域協働の強化)の2つのパネルに分かれ、シンガポール事務所員とフィリピン大学の教員が、日本とフィリピン双方の事例や考え方を発表しました。
第1パネルでは、地方自治体における女性のエンパワーメントをテーマに、女性の活躍やリーダーシップを後押しするための取組み、働き方や組織文化、意思決定への参画などについて発表が行われました。
第2パネルでは、社会的結束に向けた市民協働・地域に根差した支援体制の強化をテーマに、行政と地域住民・市民団体との協働や、持続可能な地域社会づくりに向けた取組みについて発表が行われました。
各パネルでは、発表後に質疑応答が行われ、参加者から複数の質問が寄せられました。日本とフィリピンでは社会制度や地域を取り巻く環境が異なる一方、行政だけで課題を解決するのではなく、多様な人々が参加し、それぞれの立場や経験を施策に反映していくことの重要性について共通認識が見られました。双方の地方行政や地域づくりに関する理解を深めるとともに、今後の取組みを考える上でも大変有意義な機会となりました。



