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所長よりメッセージ
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所長よりメッセージ

このたび(財)自治体国際化協会(CLAIR)シンガポール事務所長に就任しました足達雅英(あだち まさひで)と申します。
(財)自治体国際化協会は、日本国内の地方公共団体の国際化の推進を支援するために、日本国内の地方公共団体が共同で設立した団体であり、東京本部の他、世界の7つの主要都市(ニュ−ヨ−ク、ロンドン、パリ、シンガポ−ル、ソウル、シドニ−、北京)に海外事務所を置いています。
その中で、当シンガポール事務所は、アセアン諸国との交流を促進するために1990年に設置されました。私は、この事務所の7代目の所長になります。
当事務所は現在、アセアン10ヵ国(ブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム)及びインドを担当地域として様々な活動を行なっています。具体的には、 @日本とアセアン諸国・インド間の地方公共団体レベルの交流の促進 Aアセアン諸国・インドにおける日本の地方公共団体の活動の支援 Bアセアン諸国・インドの地方行財政制度の調査・情報発信 Cアセアン諸国・インドへの日本の地方行財政制度の紹介 などを行っています。
特に、これまで、当該地域における日本の地方公共団体の様々な活動に対し、訪問先のアポイントの取り付けや随行、資料の提供・概要の説明などを、また、当該地域における日本の地方公共団体の各種物産展等の開催に対する支援、当該地域で行われる観光見本市での日本の地方公共団体の観光パンフレット等の配布を通じた情報提供や情報収集等を積極的に行ってきており、近年では、日本とアセアン諸国・インドの地方公共団体間の連携をさらに促進することを目的に、対象となる国・地方公共団体の行政機構・産業の現状や交流可能性の把握、現地各界キーパーソンの紹介等を、現地において直接、日本の地方公共団体関係者に対して行う「地域連携促進プログラム」を実施し、多くの地方公共団体関係者の参加を得ているところです。
また、当該地域の地方公共団体幹部職員等を日本に招聘し、地方自治の現状と課題について幅広く意見交換や情報交換を行う「海外自治体幹部交流協力セミナ−」や、当該地域の地方公共団体職員を協力交流研修員として日本の地方公共団体に受け入れ、様々な分野(一般行政のほか、環境、医療、観光、経済交流など)の研修を受講することにより、日本の地方公共団体が持つノウハウ・技術の習得等を目指す「自治体職員協力交流事業」を実施しています。さらに、日本の地方公共団体関係者が有する技術等(法律、消防、上下水道、教育、福祉、農業、環境など)を国際協力の分野で活用するため、当該アセアン諸国・インド地域の地方公共団体の要請に基づき、これらの人材を現地へと派遣する「自治体国際協力専門家派遣事業」なども実施しています。
当事務所は、7つの海外事務所の中で最も多くの国を担当しており、しかも、当該地域は、様々な民族、文化、宗教などが複雑に混在しており、必然的に地方制度を含む統治システムにも国ごとに違いが見られます。一方、当該地域は、中国をはじめとする東アジア地域と並んで、今後とも大きな経済発展が見込まれる地域でもあり、日本の地方公共団体関係者の関心が高い地域と言ってもいいでしょう。したがって、当事務所としては、日本の地方公共団体のニ−ズを的確に把握しながら、それぞれの国・地域に適した事業を今後とも積極的に実施して参りたいと考えています。
最後になりますが、今後とも当事務所に対し、様々なご相談やご意見を遠慮なくお申し付けいただければ幸いに存じます。併せて、私どもの活動に対し、引き続きご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
財団法人自治体国際化協会 (CLAIR)
シンガポール事務所長 足達 雅英
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